zhongjpn’s blog

瀬戸内海

瀬戸内海と道後温泉、コロナ禍をぬって

道後温泉紀行
コロナのせいでこの1年半、3回も予定をキャンセルして、やっと実現にこぎつけました。
元々、梅雨明け直後で晴れ日の想定でしたが、何と出発日は朝から雨、昼前後は豪雨になりました。散々な船出です。
先ずはその日、到着した雨にけぶる松山港でのスケッチです。久々に船と真っ向勝負。
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〇往路のフェリー、翔洋丸
一昨年に就航した石崎汽船(松山)の船。700総トンの小型フェリーです。
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10時過ぎ出港、後20分程でくぐる雨中の音戸大橋
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船内には俳句ポストが。さすが松山の船やね。
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燧灘は視界不良。ここで一句。川柳、と言うのかな?
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 梅雨空に 明日は晴れよと 願う旅
ついでに、売店で買ったワンカップ。やはり松山のお酒でした。
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道後温泉駅近くの正岡子規記念館
何度も来ている道後ですが、ここへは初めて寄ります。未知の世界への寄り道。入館料、シニアは半額の200円、松山の歴史が西日本を主に幅広く紹介されていて結構見どころが有りました。
雨は上がっています。
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〇夜、温泉宿のロビーで新聞を読んでいた時、虫に刺された。
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大きな水ぶくれになったのですが。ここで再び川柳。
  虫刺され なぜか治った 道後の湯

〇翌日、19日は願いかなって快晴。部屋の窓からは虹が。今度は逆に暑さとの戦いになりそうです!
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松山市駅高島屋。屋上にある観覧車に乗りました。1200円と高いですが、ダメもとで割引は無いんですか、と聞いたところ有ったんです。誕生月の関係で何と無料になりました。天気と言い観覧車と言い、今日は良いことが沢山ありそう。
その一番上から見た 松山城、 威風堂々とした佇まいに感激。
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いつもは見上げて見るしかなかったので、目線の高さで全容を見たのは初めの事でした。

〇帰りの船は瀬戸内海汽船の シーパセオ、2年前に就航したユニークな船です。翔洋丸は普通のコンセプトの設計ですが、こちらは観光客に対するあらゆるサービスを新次元で取り入れた、と言う感じの船です。結構なお客さんでした。
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1時過ぎ、松山港で乗船すると、直ぐ最上階船尾にある東屋に直行、そして確保。ここでビールや酒を頂くことになります。
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行きとは雲泥の差の瀬戸内海です。
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〇未だコロナ禍は続いています。完全な収束は無いでしょう。タイミングを見計らって旅に出ましょう!外でお金を使うようにしましょう。
その為にも、ワクチン接種は必ず必要かと。

⚪参考 昔の松山港
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コロナ日記 今日この頃

2021年7月12日 今日この頃
我が家の小さな庭の鉄線、今年は5月から沢山咲き、今でも時々蕾が開いています。毎年決まって巡る自然のサイクルには本当に驚かされます。
春は薔薇と一緒に咲き
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今は夏の野花と一緒に咲き
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気象も同じ、今年こそは、と思っていましたが梅雨末期にはやっぱり豪雨が西日本各地を襲うんですね。川の氾濫など各地に被害が出ています。今の所、山陰、山陽、そして九州南部。未だ進行形なのが悲しいです。

〇コロナは、現状中国5県ではデータ上完全に落ち着いているように見えます。過半数の高齢者、殆どの高齢者施設の入所者、職員等に既にワクチン接種がされたためでしょうか、そういった施設でのクラスターは嬉しいことに全く聞かれなくなりました。
ちなみに、僕は5月12日に2回目の接種を受けています。

〇広島目線でコロナ第四波を総括すると、3月中頃から関西でイギリス株による感染者の急拡大が始まり、5月初めまで猛威をふるいました。少し後5月連休が終わったころ、岡山県では兵庫県から転移したと思われる感染者が急増し、やがて少し遅れて広島県でも急拡大が始まりました。中国5県では5月15日がPEAKで491人に達しました。
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東広島市では飲食関係の店が時短要請で多くが閉店、これは緊急事態宣言解除の6月20日以降も、県の要請と言う形で続きやっと7月11日の解除に至りました。
西条酒蔵ボランティアガイドも再開しました。
 やれやれ 、、。 12日からは呑み屋さんも開いている筈、確認に行かなければ!

〇人口18万人の東広島市でも5月連休が終わるころより、5月の終わりまで毎日のように10人以上の感染者が出ていました。6月に入り一桁になり、そして6月下旬から今日まではほゞゼロ人が続いています。

〇第四波はこのように収束して来ていますが、今又インド株とかが東の方からやってきて、大阪では漸増の状態となっていますね。今の所、兵庫県は殆ど増えていないので何とか持ちこたえてもらって、こちらまで伝播しないよう、祈るばかりです。第五波は不要!

音戸の瀬戸へ行きました

音戸の瀬戸、3時間滞在記
今回は、B4(F4相当)のスケッチブックを持参しました。5月3日(月)、コロナ禍の最中でしたが快晴の祭日でもあり音戸の瀬戸公園には沢山の人が詰めかけて賑わっていました。つつじの名所と言う事で出かけたのですが、満開をかなり過ぎていました。今年は桜同様開花が例年よりもかなり早かったんですね。
そんな訳で今回は高台の公園から40メートル程徒歩で下り、渡船で対岸の倉橋島側に渡ってみました。
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旧の音戸大橋の南側からのスケッチです。正面の海は燧(ひうち)灘です。遠くから一隻の貨物船が入ってきました。咄嗟に画き入れたのですが、大失敗、大きすぎて絵になりません。帰宅後、写真をもとに作画してそれをもとに組み込みました。元の墨の素描がなかなか消えず苦労しました。
組み込み用に作画した習作です。
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音戸の瀬戸の公式てくてくガイドです。今回のスケッチの場所は画像左下、清盛塚の近くです。
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音戸の瀬戸公園当日の画像です。
沢山の人で溢れていました。
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倉橋島の堤防沿いから見た画像です。
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通過している貨物船は、前述の燧灘から入って来た船で、600総トンクラスと思われる寛栄丸、丁度瀬戸の中ほどを通過しています。手前が旧の第一大橋、向うが新しい第二大橋です。
〇この日、11AMから14PMにかけての3時間、この音戸の瀬戸を通過した大型船のダイジェストを添えておきます。広島/呉~松山フェリーが延べ5隻、そして前述の貨物船と都合6隻が通過しました。
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ここで言う大型船とは、この音戸の瀬戸にとっての大型船の意味であり、一般的な分類では小型船です。誤解のなきよう。

(参考)
音戸の瀬戸とは:
平清盛が宮島への近道として、人力で切り開いた海峡。現在の航路は水深6メートル、橋桁高さ23.5メートル、等の制約があります。

ワクチン接種をしてきました

2021年4月23日
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去年より1カ月も早く鉄線が咲きだしました。蕾も一杯ついています。そんな中、、。
21日に covid-19のワクチン接種がありました。
高齢者への予約票が先日届きましたが、それに先立って特養(特別養護老人ホーム)等への先行接種の一環です。注射の後、少し肩が痛く翌朝も痛みが残りましたが大した副作用はありませんでした。
昨日、職場で聞いたところでは、人によっては肩が上がらない等の症状が少し出たそうです。
3週間後に2回目の接種が有りそれでほゞ免疫が出来るそうです。2回目の方が副作用が出やすいと言われていますね。倍の量のワクチンが入る訳ですから、それは当然かもしれません。何れにしても、covid-19と言う厄介な病原菌に打ち勝つ身体をつくる為です。
〇今covid-19の変異株が関西を中心に猛威を振るっていて中国5県でも徐々に伝播するように感染が拡大してきています。
4月初めには兵庫県に接している岡山県鳥取県で感染者増が顕著になりました。
中国5県の推移です。
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4月の中旬までは、それまで優等生でほぼ毎日zeroか1人が続いていた島根県でも下旬に入ると急に増加となり、又広島県山口県でも漸増傾向がはっきりしてきました。
19日までの1週間10万人当たりの感染者数です。
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今後の推移次第では何とか宣言やマンボウとか言った発出があるのではないかと心配な状況になってきました。
ワクチンと感染との時間的な戦いになってきたような様相です。
そんな中、先行してワクチン接種してもらいました。
何か申し訳ない様な複雑な気持ちです。

耕三寺と瀬戸田港

瀬戸田港と耕三寺、広島県
瀬戸田港、ここは耕三寺への海のアクセスの拠点で寺へは歩いて10分程の所にあります。尾道市生口島にあり、広島県側最後の島となります。多々羅大橋を渡って次は大三島で、愛媛県です。
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本当に久々、今年初めての現地でのスケッチとなりました。B5サイズの新しい小さなスケッチブックを持っていきました。出来は余り良くありませんがコロナ禍での自粛生活の中、自分としては結構思いのこもったものになったつもりです。正面の黄色い橋は高根島大橋、即ち渡ると高根島(こうねじま)に行くことが出来ます。
〇耕三寺
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ここは大昔も大昔、27歳の時に訪れて以来、47年振りの訪問となりました。余り当時の記憶は残っていませんが、当時は一般に西日光耕三寺と言われていて、見たこともない日光でしたがこんなものかと漠然と思ったものです。
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でも、今回訪れて思ったのは、何と自分の当時の思いが、何とええ加減なものだったか、と言う事でした。確かに一部、日光東照宮に似た伽藍はあります。でも殆どは浄土真宗の伽藍、仏像で占められていて、れっきとした名刹なのです。
今は、西日光、、云々とは余り聞かないようです。当たり前ですよね。お寺のコンセプトが全く異なりますので。
テーマパークではありませんが、今は境内の裏山に新たな白亜の大理石で造られた大きな庭園“未来心の丘”が有りました。
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少しの驚きをもって上まで登りきると、瀬戸田の水道が見渡せる絶景ポイント。海抜40メートルの丘からはスケッチの正面に画いた黄色いアーチ橋が見えています。この真っ白な丘と背景の青い海が織りなすコントラストは見事でした。月曜日ではありましたが結構な家族連れや若いグループの人たちで賑わっていました。高齢者の方は少なかった様です。不易流行と言います。お寺は原点である昔の姿を重んじながら、でも現代のニーズを取り込んで発展していかないと立ち行かないのかなあ、と、この“未来心の丘”をみてつくづく思いました。
右方向には内海造船所本社工場のクレーンが見えてます。
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慈悲深い観音さんの立像も。
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大昔に訪れたところを今頃、再度訪問するのは大変有意義な事だとつくづく思いました。当時と比べてものをみる観点が全く変わっていて全てを新鮮に感じることが出来る、そんなドキドキ感がありますね。

〇耕三寺前の食堂で、昼食
昼時で若い人を中心に満員。蛸のメニューが殆ど。蛸どん、蛸定食、等々。歯が悪い人にはすこし可哀そうなメニューと言う気がしました。

この島はレモンの里。あちこちに店がありどっさり買いました。

最後に参考として、しまなみ海道の看板です。
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コロナ日記⑫

コロナ日記⑫ 今回で暫定終了
2021年4月5日(月)
コロナ日記が⑫までになりました。昨年12月の24日からデータを連続して入力してきましたが、残念ながら第4波に入ったようで、僕のコロナ日記も想定外の展開となり、データの在り方も修正しなければならなくなりました。
次回以降、内容を再整理したいと思います。

〇3月23日から関西3府県での増加率が異常となり、第4波に入った模様です。31日には関東4都県をも上回り、10万人当たりの1週間の感染者数もこの2週間で3倍となりました。
2週間の10万人あたり、主要地域の感染者数です。
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又、全体に占める関東4都県感染者ですが、こちらは長いこと全体の過半数を占めていましたが、最近では3割ぐらいに下がっていて、落ち着いているようです。
気になるのは、関西3府県に引きずられるように地方での感染が増えている事です。

〇全国主要エリア、3月 そして中国3県のグラフです。
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〇中国3県は漸増傾向になりました。
その他、中国地方では、鳥取県の会社でクラスターが発生しました。尤も4月4日には感染者が ゼロに戻ったのでほっとしているところです。

愛媛県宮城県での感染者増加が相変わらず顕著になっています。
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今は、この2県丈でなく同じ傾向の地域が増えてきていて、これが一番の危惧される事態ではないか、と思っています。

観音免公園と日浦山

観音免公園、広島、日浦山Dコース登山口
3月終わりの土曜、久々の登山です。今年、初めて電車に乗ったと言う、ある意味記念すべき1年のスタートとなりました。
JR山陽本線の北側に位置する標高346メートルの山、JR海田市近くの登山口から登るのは何時も通りですが、今回は3年ぶりにDコースで下山しました。このコースは3年前、2018年の豪雨災害で通れなくなっていましたが地元のボランティアの方々のおかげで今回このコースで下山できました。
Dコースとは、谷のコースでかなり急な坂となっていて、途中、流れた橋を見ながらの迂回コースでした。

下から部材を運び上げて組立、又新たな斜面を切り開いて登山道の整備等々、大変なご苦労だった事と思います。感謝、感謝です。
その急峻なコースを下ると、観音免公園にたどり着きます。
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位置的には、JRの海田市駅安芸中野駅との中間あたりになります。後、30分程歩かなくてはならず、ここはその為の格好の休憩場所となっているのです。今回は丁度桜も満開でした。
樹齢数百年の巨大な楠木で有名な所です。高さが30メートルの老木です。今回はスケッチではなくイメージとなりましたが。

〇日浦山登山、下山時の画像を添付します。
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山頂から西を見た景色、背景は宮島、真ん中は元宇品で左手にプリンスホテルが映っています。

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下山途中、観音免公園に至る谷のコース、昔渡った木橋が無残に流されていました。
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今は迂回路が整備されています。

尚、下山後は安芸中野の駅まで線路沿いを歩き、駅前食堂で軽くメンバーと反省会を行いました。コロナ禍の中、少し気を使っての飲食となりました。