zhongjpn’s blog

瀬戸内海

蓬莱岩と和歌山城紀行

広島、和歌山紀行
11月14日の夕方に着いて、15日の昼には現地を出発すると言う余り余裕のない小さな旅行でした。

〇15日朝、和歌の浦、蓬莱岩のスケッチ
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右手、絵が切れているところには、観光ホテルと絶景付きの老人ホーム、さぞかし入所されている人達は幸せやなあ、と思ったり。
今回は、和歌の浦のほんの一部を垣間見たに過ぎないけれど、蓬莱岩丈はしっかりと。
ここ、昔大阪に居た頃、来たことが有る筈なのに、でも全く記憶が無い、寂しい!
この蓬莱岩 緑色片岩紀州青石)で出来ている。後述の和歌山城石垣(野面積み)、等にも見られる。

対岸は片男波万葉集で有名らしい。行ってないのでこんな表現しかできない。

山部赤人 (万葉集) この片男波に歌碑があるらしい。
和歌の浦に 潮満ちくれば 潟をなみ 芦辺をさして 鶴(たづ)鳴きわたる

もう一つの目的地、和歌山城へは、和歌の浦10時頃発のバスで移動。帰りの電車の関係で12時にはJR和歌山駅に着かなければ。駆け足の旅行はしんどい。

緑色片岩で出来た石垣のある和歌山城天守閣に続く坂も全体に緑で、この石で出来ているよう。
奈良県からの修学旅行の中学生に運悪くぶつかってしまった。
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天守閣の内部を元気よく走り回る子供たち、黙々と引率の先生についていく子供たち。殆どは城や歴史に関心があるようには見えない。引率の先生方は大変。5,60人ほどの生徒を数人で見なければいけない。ケガをさせてもいけないし、見学の時間は極めて短いし。
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そんな中、どうしても遅れる生徒が居て、先生に叱られている。博物館でもある天守閣内に展示されている甲冑や城郭のジオラマ等を熱心に見ていた。彼は、おそらく50年たってもこの城で見た事を覚えているに違いない。
一方、自分はあの年頃、どんなやったか、と考えるに前述の、黙々と先生についていくタイプだったに違いない。

〇奈良から和歌山市に修学旅行て、何か近すぎない?
コロナ禍の影響かも知れないね。
〇広島からの和歌山への往路は徳島港から南海フェリーを利用した。途中、和歌山港から反航する フェリーかつらぎ に出会ったよ。
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