zhongjpn’s blog

瀬戸内海

鞆の浦散策

福山市鞆の浦広島県旅行割を利用して行ってきました。
芸陽観光と言う東広島市にある貴重な旅行企画会社主催です。
行程は、鞆の浦散策、四つ星ホテル鴎風亭での昼食と入浴、そして改装工事の終わった福山城天守閣の見学です。
F4スケッチブックは今回開くのをあきらめかけたのですが、鴎風亭のテラスから、正面に造船所が見えたので、入浴はカラス風呂にして、躊躇わず筆ペンを取り出しました。仙酔島弁天島が見える方向とは反対側になります。
本瓦造船所のスケッチ


曇りやけど空と海は案外と明るい
干潮が過ぎて少し少し経っていて、それでも堤防の高さは際立っている
今日は若潮、大潮と小潮の間、大潮なら多分2メートル程更に水位は低いかもしれない
造船所右手の青い構造物は最近完成した浮きドック、自社用でこの造船所で建造した船のメンテナンスをメインとしていらしい。その手前に停泊してるのは、消防 兼 廃油等回収船、最近進水したみたいですな。
本瓦造船所は小型のタンカーや貨物船は勿論、このような特殊船を得意としているとの事(ホームページ)

〇昼食までは鞆の浦散策


過去何度も来ているところなので今回は目頭を変えて高台にある博物館へ。眼下に広がる鞆の浦の絶景スケッチを考えたが時間がかかりすぎるので断念。
盲目の琴作曲者、春の海 で有名な宮城さんの銅像が敷地内公園にあり、又館内には関連して、演奏できる琴等が展示されていた。
その他、お雛さんや 朝鮮通信使関連資料等が所狭しと展示されている。

〇鷗風亭
リゾートホテルの佇まい、昼食は畳敷きの天地一杯の窓に面して瀬戸内海が広がる。

昔は座敷だったと思うけど、今風に椅子席になっていた。ツアー客、自分も含めて足腰に問題あり、が多し。
ツアー代金に含まれない瓶ビール中瓶を追加注文、出発前の精算、1045円やったです。せいぜい700円位との予測が。さすが四つ星ホテル、と言うべきが最近の物価上昇によるものなのか、不明。

鞆の浦
今の鞆の浦、今は有名な観光地になりました。2006年に描いた仙酔島日本画です。中景は弁天島無人島やけどお宮が有ります。


仙酔島、昔、国民宿舎があり結構訪れる人が多かったらしいけど、今は閉鎖されました。ので、ここには安く泊まれる宿が自分の知る範囲でありません。
取りあえずは、旅行割で賑わっているんでしょう。でも終わったら、と思うと心細いですね。日帰りツアーも含めて、2割くらい相場が上がっていると言う感じがします。先ほどの、ホテルのビールもそうです。

〇改装なった福山城
福山の友人が新しいお城をぜひ見てね、と今年の年賀状に書いてあった。


さすがに新しい。天守閣には外人さんも沢山来ていたし。館内は博物館で、甲冑類、刀剣類、等時間があったら見どころ満載かな。
最上階は、オープンエアーの展望台。最近、安全対応でガラスや網で囲ったところが多い中、眺望は素晴らしかった。が、ですね、そこから見るものが余りなかった、のが残念。新幹線の駅、と線路では少し寂しいかなと言う感じ?

低山でもしんどいわー

2022年12月10日 快晴の西条龍王山 


 〇登り始める前の登山口の集合場所で
昨今は自販機が何処とも増えているような感じあり 登山口にある自販機の群がり、これは余りきれいでない

もう少し整然としてほしい  統一感のあるデザインにして欲しいなあ


機械それぞれは工夫を凝らしてるみたいやけど
でも全体としてみたら単なる目立ちたがりの集まり 世の中お店が減って対面販売が減少する時代
ならばもう少し工夫して、と言いたい 今どこでもこんな風やけど
ほんと、けばけばしさ丈が目に残る

〇登山
山の標高は575メートル、出発点の憩いの森公園から300メートル程登る 正面上の鉄塔の辺りまで一気に、とはいかず3回ほど休憩して登る

選んだのはDコース、色々あるコースの中でも一番しんどい。

殆ど階段で一番急峻、しんどいなあ
途中の景色も季節が行ってしまったのか、紅葉は余りきれいではないし

〇下山途中

山頂での休憩時、ビールと酒が入ってしまっているので、下山ルートは一番安全で楽な車道コースを選ぶ
その途上、偶然見えるこのスポット、広島空港と滑走路を見下ろせるところがある

空港は海抜331メートル、でもこっちは推察450メートルなので滑走路を100メートル程見下ろすことになるユニークな場所
運が良ければ離着陸の景色も見れそう
まあ、便が少ないのでかなりの強運が必要かとも
この場所、うっかり歩いていると見過ごしてしまう

看板が有ったら登山者には有益なスポットのアピールになるのになあ

(参考)
他に広島空港の滑走路が見える東広島の山
八本松駅南に聳える 曽場ガ城山(標高600メートル)山頂から

他にもあるかも知れませんね

〇今年の低山の登山はこれで終わり

 

島根県江津ミニミニ探訪

前回に引き続き島根県です。

島根県江津市
甍(いらか)街道と言う江戸時代の景観が残っている江津本町。この甍と言う漢字。NETの難読漢字に出てきそう。夢の瓦と覚えるのだそうですよ。
江津本町と言う名が示す通り、昔はこの辺が中心地だったのかなと思います。その本町に在るのが円覚寺と言う真言宗のお寺、鐘楼が寺門の真上にあると言う自分としては珍しい造りだったので、スケッチの対象に選んだ。この真正面に軽自動車が止まっていたけどそれは省いて、替りに掲示板を描きこんでしまった。すみません!

江の川と言う大河は日本海の江津に流れ込んでいる。

その流れに沿うようにJR三江線と言う鉄道が有った。4年前に廃線になった。江津から広島県三次市をつなぐ。江津本町には未だ、鉄道の名残のコンクリートの支柱があった。


この江の川とJR三江線の二つは広島の人は殆ど知ってると思う。

でも三つ目となる甍街道は殆ど知られてないかも、ですね。
JR江津駅前に最近オープンした多目的広場、パレット江津を出発。広場では、石見神楽が上演されていました。

JR江津駅から南東に歩いて1キロ程、江の川堤防を下って直ぐに江津本町に入る。更にその東側、江の川からの疎水に沿って細い路地がありここが甍街道と呼ばれています。

僅か30分程の滞在中、住民の方には誰一人として出逢わず、旅行者と思われる女性との挨拶が唯一の人とのふれあいだった。
広大な島根県の町での小さな探訪でした。

尚、江の川ですけど、上流は広島県三次市ですが、源流はさらに南に下った安芸高田市の土師(はじ)ダム辺りと言われています。

理科の勉強、石見畳ヶ浦

島根県浜田市景勝、石見畳が浦
いぼで覆われた海岸、島、断崖が支配する節理。
勝手に いぼいぼ節理 と名付けた。

ここは1600万年前の理科の勉強です。
1600年前ではないよ、万が付く。どちらにしても実感としては大昔、と言う事であまり差はないけどね。
でも、圧倒される地球の力をかんじるなあ。日本海が形成された過程で陸が侵食され陸が傾き、沈降した過程で出来た地形とか。

駐車場の直ぐ際から隧道に入り、異次元の世界へ。途中、海に開けた洞窟があり、垣間見る海がメルヘンの世界へと誘ってくれる。さらに少し行くと半円の出口、正面には日本海の波が打ち寄せる海岸。


太古の世界にタイムスリップ。命の選択にはもってこいの場所かも。
今様の世界からの乖離、普通の砂浜では無い。瀬戸内海では見れない浪打際に砕け散るザーッと音を立てる白波。

青い日本海を背景にして、岩場に多数のノジュールと呼ばれる椅子状のポコポコ石。見かえると絶壁の岩肌には無数の大小の突起、落ちてきそうな丸い岩の塊がくっ付いていたりして、言うなればこの区域は“イボが浦”と言うべきかも。
どうしてできたかを簡単に言うと、砂岩中の貝などの酸化カルシウムが硬い固まりとなり、侵食されやすい砂岩が波に洗われて浮き出てきたのがノジュール、そういう事らしい。

隧道の出口を起点にして北東に500メートルにわたって連なる畳状の亀裂が走る海岸が続く。砂岩で出来ている。


地元の学生達にとっては格好の日本列島生い立ちの自然な教材。この日、数十人の生徒たちが先生に連れられて訪れていた。月曜日に関わらずボランティアガイドの方たちが活躍していた。
駐車場際の詰め所で聞いた。通常は週末などしかガイドはしていないが今日は予約が入っているので、と言っておられた。
西条酒蔵通りのガイドを少ししているせいか、このような他地区のガイドさんを見ると共感を覚えるようになっていた。

理科の勉強でこの海岸に身近な子供たちは幸せやなあ。太平洋側では和歌山の串本などでも節理(亀裂)は有るけど、出来方はだいぶ異なる世界。
日本列島の日本海側は今でもわずかに海に侵食されつつある、と聞いたことがある。形は違っても東尋坊の節理も同じ。太平洋側はその逆とか。

ちなみに前泊した国民宿舎は砂浜で畳が浦に繋がっていた。旅行割が始まっているので賑わっていた。

隧道の壁面に歴史を順にたどったパネルが8枚あった。編集して一つの画像にまとめたので理科の好きな方はどうぞ。

3年ぶり、西条の酒祭りです

長い自粛生活が続いたけど、やっと光明が射した、と思いたいですネ!

2022年の東広島、西条の酒祭り、3年ぶりに10月8日, 9日の二日間開催された。8日の人出は7万人やったとか。

その初日の8日、午後5時前に、他の用事で西条駅に着いた。

5時ごろと言えば、丁度酒祭りから帰る人達で広島方面のホームは大混雑する時間帯。電車のドアが開いた瞬間のイメージがこんなやった。どっと堰を切って群衆がなだれ込んでくる、そんな恐怖を一瞬味あわせてもらった。でもそれは無かった。さすが日本人!

さて、酒蔵ボランティアガイドとしての自分の仕事は、翌日9日の日曜日。朝から、午後まで案内所での案内係を仰せつかっていた。当日は総勢10名。他に手話通訳の方が2,3名居られた。この日は昼前からあいにくの雨模様、降ったりやんだりで、あちこちで係の人は雨対策で大変そうや。前日8日よりは人出は少なそう。内心、ラッキーやと。

ところで、去年と一昨年はコロナ禍で中止となり、今年も出来るかどうかの瀬戸際だったらしい。そんな訳で開催決定が遅く、配布用案内小冊子の大量印刷が間に合わず代替処置としてQRコードでの案内になった。案内所などに設置してある案内用ポスター内のQRコードスマホで読み取ってもらうんやけど、、。でもねえ

これが配布予定やった。

初日の8日(土曜)は、かなり混乱したみたい。なにせ皆がスマホを持ってる訳やなし、また持ってても “QRコードて何?”という人も数多くおられ、対応に追われたとか。
又、スマホでも端末によって読み取りのアプリがどこに有るか分からなかったりして、ほんと8日の担当者さん、お疲れさんでした。

8日の反省から、9日の案内所には学習効果として、ある程度の部数をお店でコピーして準備してあった。
担当が9日で良かったなぁ_。再度内心ラッキーと思ってしまった。

案内所の際に昼前突如現れたゆるキャラ、あれ、当地のキャラの“のん太”や、と思ったけど、よく見ると同じ狸でも何となく違う。


後で調べたら、案内所際のコンビニのキャラで、ぽん太やった。沢山の人だかりの山。やっぱり子供たちは喜ぶんやねエ。
ちなみに、 東広島の“のん太”は右側のこれ。4年前に福美人に現れた時の画像。
“のん太”君、今日もどこかこの近くで出没している筈。

“ぽん太”やけど、中に入ってる人、重労働やネ。ゆるキャラは大きいので結構重いやろうし、お客さんにそれなりのポーズもとらなあかんし。とかで、15分位でいなくなった。休憩かも。

少し早く終わらせてもらい、3時過ぎに賀茂鶴の有料試飲会場へ。 ボランティアでもやっぱり少しは飲みたいもんねえ。

4種類の大吟醸のきき較べと、プラス、スパークリング酒。この会場は密を避けてネットによる予約のみとなっていた。
そう言えば、祭りのメインのアトラクション、全国のお酒が飲める酒広場や、美酒鍋会場も同様の理由で予約制、当日券は無かった。


当然ながら未だ、コロナの影響があちこちで残ってるなあ。

そのお陰かどうか、駆けつける救急車のサイレンは昔と較べ随分と少なかったような。
来年は、マスクも無し、何の制約もないお祭りになってほしいなあ、とこれ願望。
 
最後に、祭りの会場付近の画像を2点添えておきますね。何れも8日。

酒蔵ガイドのつぶやき


このボランティアガイドは通常、毎週日曜日

コロナ禍での久々のガイド、年に2回やってくるノルマ。
マスクをしてのガイドは正直しんどい。ただでさえ通らない自分の声。おまけに8月下旬と言うに未だ30度を軽く超えるさ中でのガイド、正直しんどい。年やしネ
けど、楽しい。たった1人のお客さんやったけど、楽しい、だからお客さんも楽しい。
その逆もあり、でもそれは絶対有ってはいかん!
これ、座右の銘にしている。
1時間半のガイド、西條鶴はお休みなので今日は5カ所。

くぐり門の観光案内所経由で、西条駅2階の駅案内所で10時半まで待機、もう誰も来ないかな、来なければ良いな、と一瞬思った時、来た。若いお兄さん、40くらい。
ガイドの内容は人数に関係なく基本は同じ。
中々、名前や数字が出てこない。その度、ファイルをフリップしながら四苦八苦。でもね、何とか喜んでいただけたかな、折々でメモをしておられたし。
自分としても、最初は少し躊躇も正直あったけど、久々のガイド、まあ大成功。これで次回もいけるで、と。
反面、少ししゃべりすぎたかな、とも。

コロナ禍で全国的に日本酒は厳しい。久々にガイドが終わって、ある酒蔵の直販所で冷酒を1本買って帰った。

酒蔵ガイドのつぶやき


このボランティアガイドは、通常毎週日曜日に各ガイド輪番でやってますよ

コロナ禍での久々のガイド、年に2回やってくるノルマ。
マスクをしてのガイドは正直しんどい。ただでさえ通らない自分の声。おまけに8月下旬と言うに未だ30度を軽く超えるさ中でのガイド、正直しんどい。年やしネ
けど、楽しい。たった1人のお客さんやったけど、楽しい、だからお客さんも楽しい。
その逆もあり、でもそれは絶対有ってはいかん!
これ、座右の銘にしている。
1時間半のガイド、西條鶴はお休みなので今日は5カ所。

くぐり門の観光案内所経由で、西条駅2階の駅案内所で10時半まで待機、もう誰も来ないかな、来なければ良いな、と一瞬思った時、来た。若いお兄さん、40くらい。
ガイドの内容は人数に関係なく基本は同じ。
中々、名前や数字が出てこない。その度、ファイルをフリップしながら四苦八苦。でもね、何とか喜んでいただけたかな、折々でメモをしておられたし。
自分としても、最初は少し躊躇も正直あったけど、久々のガイド、まあ大成功。これで次回もいけるで、と。
反面、少ししゃべりすぎたかな、とも。

コロナ禍で全国的に日本酒は厳しい。久々にガイドが終わって、ある酒蔵の直販所で冷酒を1本買って帰った。